この記事は私自身の投資の近況を共有するものであり、投資を推奨するものではありません。
また金融商品や個別銘柄についての表現も出てきますが、その商品や銘柄を推奨するものでもありません。投資はご自身の判断と責任において行って下さい。この記事は一切の責任を負いません。
お金大好き、お金持ちになりたい私が本格的に投資を始めたのは2021年6月のこと。
当時「FIRE」が流行り始めていて、仕事辞めたいと毎日思いながら職場に行っていた私は、「そんな生活ができたらなんて素敵☆」と思ったことが、投資を始めた原点です。不労所得生活への憧れもここからきているんですね。単純と言えば単純です。でも純粋にそう感じたんです。
なので、投資を始めてからまだ実は約2年半程しか経っていません。今ではもっと早く投資を始めておけば良かったと思いますが、「投資って危ないんじゃない?ギャンブル的な部分があるんじゃない?」とそれまで長年にわたり感じており、最初の一歩が踏み出せなかったんです。でもFIREへの憧れがそんな私を動かしたんですね。それほどFIREが衝撃的だったのを覚えています。
私がそれまで行っていたのは、
①普通口座預金
②自動積み立て定期預金
③外貨預金
のみでした。
②は10年前に、子供の教育費をコツコツと貯めんとアカンと考えて始めたものです。「先取り貯金」ってやつです。「1ヶ月の生活費が残ったら貯金」ではなく、「お給料が入ったら先に貯金」するものです。
強制的に毎月決まった日に決まった金額が自動で別口座で積み立てされるので、楽と言えば楽でしたが、利率が普通預金とさほど変わりなく、ある程度貯まるまでに時間が掛かります。
毎月3万の積み立てだとして1年で36万、10年で360万。そして、すずめの涙ほどの利息。
私にとって旨味が全然感じられなくなったので、投資信託を始めたタイミングで②はやめました。
③は相当昔、USドルが1ドル=100円時代に何も考えず勢いで口座を作ったものです。
余剰金を15万円ぐらい入れたかな。元本割れしても納得できる金額という程度の気持ちで特に深く考えず、それからずっとほったらかしにしていました。
円高時代に途中で多少なりとも追加を突っ込んでおけば、2022年~2023年に大きく利益を伸ばすことが出来たかも知れませんが、それは投資ではよくある「たられば」の話。
それ以前に、なんせ特に何も考えず&ほったからしだったので…黙
結局③は2023年に1ドル=147円のタイミングで利益確定させました。
過去の私は、お金を増やすことに関して興味はあるけど、始めたことに安心しちゃってあとは無頓着というか、「忙しさ」「時間の無さ」を言い訳にしてちゃんと向き合っていなかったと反省です。増やすためにもう少し出来ることはあったし、あとさきをちゃんと考えていなかったとこれまた反省です。
何を始めるか、いつ始めるか、金額はどのぐらいやるか等は吟味するけど、いつ終わらせるか、どのぐらいに損益を確定させるかも、ある程度は考えておく必要があると痛感。
「入口」を考えるタイミングで、「出口」まで具体的に考えておくことも大切と言えそうです。
つみたてNISA
私がこの2年半の間に始めた投資は、
・つみたてNISA
・投資信託(つみたてNISAとは別で)
・株式投資(米国株)
・株式投資(日本株)
・FX
まず最初に始めたのは「つみたてNISA」です。
この金融商品の内容に関しては、すでに新NISAが始まっていることと、他で上手に説明しているサイトが沢山あるので割愛しますが、過去の反省を踏まえた上で、どうしても放置しちゃう私にとってやはり「長期でほったらかし」が基本スタンスであることは明らか。
毎月決まった日に決まった金額を自動で積み立てできる、自動積み立て定期預金的な感覚で増やすことができ、複利ごと運用することで雪だるま式に増える仕組みがあるつみたてNISA、「私にぴったりじゃないか」と感じた記憶があります。そして当時情報収集している際に、「長期・分散・積み立て」と言うキーワードをあちこちで耳にしたことや、つみたてNISA推しの情報がよく引き寄せられたこともあり、つみたてNISAを始めたという経緯があります。
そして当時は、「株式投資なら米国株一択」という流れがあり、私なりに勉強したり書籍を読んだりする中で、株式市場のスケールが大きく、世界中から資金が集まっていて、長く値上がりが続いている米国株に魅力を感じていました。この後に開始する個別株投資でも、日本株ではなく先に米国株投資を始めたのはこれが理由の1つです。
その中で注目していたのがS&P500に連動する投資信託。
S&P500は、アメリカの代表的な株価指数の1つで、米国株式市場全体に対して80%の時価総額比率を占めていて、米国株式市場全体の動きを概ね反映していると言われており、選定された500銘柄で構成されています。
日経平均と比較しても比べ物にならないパフォーマンスで、世界三大投資家と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が「自分が死んだら資産の9割をS&P500に連動するETFで運用するように」と遺言に残しているほど。
ということで、つみたてNISAで私が選択したのは、i Free S&P500 インデックス
そして現在の評価損益比率は、+26.31%
2年半の間にマイナスを経験する時もあったけど、現在は想定より相当良い安定した運用ができている。
そして今年始まった新しいNISAのつみたて投資枠でもこの商品を選択することができるので、どうするか焦らずじっくり考えて新NISAを始めたいと思っています。
新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠があるので、入口と出口をある程度想定して始めたいです。
始めたら改めてまた書きます。