引き寄せることができても、受け取りができないパターンに陥ることがある。
「いろんなメソッドを使って自分の望むものを引き寄せようとしているのに、うまく行かない。」
「始めてからかれこれ◯ヶ月になるが、願いがなかなか具現化されない。」
なかなか顕在化しない、このままでも叶う気がしない、と途中で諦めて投げ出す人が多くいるようです。
「引き寄せよう引き寄せよう」とすればするほど、願望実現は遠のいてしまいます。なぜって、「引き寄せたい!」というその気持ちがすでに執着になっているからなんですね。「私には〇〇が無いから引き寄せたい」の「無い」にフォーカスしていて、波動が「欠乏感」になっているんです。
「もう知らん、諦めた!」と途中でぽいっと全部投げ出すと、中には投げ出した途端にあら?叶い始めた?という人もいます。望んだことさえ忘れてた頃に、知らないうちに叶ってたということもあるみたいです。これは波動が軽くなり、執着や欠乏感という重たいブロックが諦めと一緒になくなるからなんですね。
現実は自分の内側の投影です。
「引き寄せよう」を手放し、自分の内側に集中して心・頭・身体の調和ができると、あれよあれよと受け取りが加速していくのがわかります。引き寄せ以上の引き寄せを感じることができるかも知れませんね。
受け取りの形はさまざま
受け取りの形は実にさまざまです。よく形を変えてあらわれます。それを知らないでいると、気がつかないでいると、せっかく受け取りできるのに脳が認識しないままスルーしてしまうことがあるんです。ひどい時は目に入っているにも関わらずスルーです。私みたいです。私、これやりました。しっかり見えていたのにスルーしました。でもその後、それに気がついたことで「大切な気づき」を貰いましたけどね笑
例えば、「新しい車が欲しい」と願って目の前にボンッと突然新しい車が魔法のようにあらわれる、と言うことではないんですね。
「天から降ってくるように願いが叶う」「雷に打たれたように衝撃的に実現する」ということがあるかも知れませんが、実際はそうではないことの方が多いと思われます。 実際に私にはかつてそういうイメージがありました。漫画やアニメに影響されすぎでしょうか。
中にはそういう衝撃的な展開で受け取る人もいるかも知れませんけど、私に関して言えば実に地味~にやって来ます。「やって来る」のか「もうそこにある」のか、未だによく分かりません。玄関の隅に置かれた回覧板のように。「いつからあった?」気づいてあげないと永遠に放置されているかと思うほどです。日常的にアンテナを張っておかないとまたスルーしてしまいそうです。
話を「新しい車が欲しい」に戻して続けます。
受け取りの可能性として、
・新しい車が買える臨時収入が手に入るかも知れない
・新しい車が買えるほどの給料がもらえる仕事に巡り合うかも知れない
・事故をして車を新しく買い替えなければいけなくなるかも知れない
タイムラグは多かれ少なかれあります。急いては事を仕損じます。どんな方法か限定しなければ「新しい車を手に入れる」現実がやってきてくれます。
願望実現に導くチャンスや出来事、人との出会いや情報が引き寄せられることも、よくあります。またそれを引き寄せるためのインスピレーションや気づき、ひらめきがあるかも知れません。私に関して言えば、連鎖的に気づきがポンポンやって来た時機がありました。受け取りはどんな形でやってくるかは分からないんです。だから受け取り方を限定しない方がいい、なんて言われます。一見望んでいない現実だったとしても、それを乗り越えた先で人生好転するなんてことも多々あって、「あの出来事がなかったら、夢を叶えた今の自分はいなかった」なんていう話や、不幸の顔をしてしあわせがやって来る、というのは引き寄せのセオリーとしてよく聞く話ですね。私たちに起こることは全部伏線です。どれだけ伏線回収ができて、散らばった点と点を線に繋げられるかだと私は考えています。
叶え方や実現の方法はコントロールしようとせず、お任せしてしまった方が受け取る方法を限定せずに願望実現の可能性が広がりそうですね。
なので私たちは受け取るための自分のアンテナの感度を高めて、360°どの方向からどんな形でやってくるかワクワクして待てば良い、という訳です。そして現実を受け容れて受け取れば良い、ということですね。
受け取りチャンスを逃さない
引き寄せはよくネットショッピングの宅配便に例えらます。Amazonだろうが楽天だろうが、自分が欲しい物を注文してしばらく待っていれば荷物が届けられますね。これと同じということです。
あなたが願いをオーダーすれば、タイムラグがあったとしても受け取りはやってきます。
もう荷物はお家の玄関先まで届けられているのに、あなたがそれに気がついていないんです。
黒猫さんや飛脚さんやカンガルーさん達が「ピンポーン、お届け物ですー」とお知らせしているのに、あなたがそれに気がついていないんですね。スルーしちゃっているんです。
現実の世界では家を留守にしていたり置き配指定にしていると、クロネコさんや飛脚さんやカンガルーさん達は不在連絡票をポストに入れてくれたり、設定していればメールが届いたりします。
でも引き寄せの世界では不在連絡票はありません。あなたが受け取らないと注文はキャンセルされるか受け取り拒否とみなされ、クロネコさんや飛脚さんやカンガルーさん達は荷物を持って帰ってしまうのかも知れません。再配達は、多分ないのかな。
受け取って下さい。荷物は届けられています。荷物が届いたことに気がついて下さい。あなたがそれに気がつくことができるかどうか、だけなんですね。
目に見えているけど「ない」、目には見えてないけど「ある」です。私はこれが腹落ちした時気づきのドミノ倒しがやって来ました。
答えは外側の現実世界にはありません。先にも言いましたが、現実は自分の内側の投影です。答えはすべて自分の内側にあるんです。